記事検索

2006年08月22日

資金調達コンサルタント?

いやいや、暑い日が続いてますね。さすがにメタボリック予備軍の私も食欲不振です。これは喜ぶべきかどうか・・・。

さて、今日は少し仕事のことを書いてみます。

私のコンサルティングは資金繰りのご相談から始まることが多いので、日々、企業に同行する形でいろいろな銀行に出向いています。

このため資金調達コンサルタントとよく勘違いされるのですが、実際は融資を獲得するという単一目的のコンサルティングはお断りしています。

企業には、組織や利益という「中の問題」と銀行取引などの「外の問題」があり、加えて「将来の問題」があります。

これらは全て関係しており、また会社ごとにポイントが違いますので、今カネを借りたいという部分だけ解決するような仕事(ブローカー?)をしてもどうしようもないと思うわけです。

もちろんニューマネーがベストの選択肢ということであればそのために動き回りますが、その前段階のところ、「今後、その企業がとるべき道」を総合的な観点から見極め、フォローしていくことこそ、私の仕事と考えています。

そのようなわけで、業務の標準化はほとんど出来ません。もっとも、そこがやりがいでもあるわけです。

060822_1516~0001.jpg
posted by yasuda at 15:38| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月01日

社長の思いと資金調達

日々のご相談から感じることを。

会社を大きくしたい、上場企業にしたいなどと熱い思いのある社長ほど

・仕事がないのに従業員を増やす
・広告宣伝費をかけまくる
・既存部門が儲かってない状態で新しい事業に手を出す

といったことになりがちです。

ご本人には何としても大きくなろうという信念がありますから、誰かが「危ない」と忠告してもまず聞き入れることはありません。

確かに、社長のこういう判断が常に間違いであるとは言い切れません。

しかし、一つだけ確実に勘違いされている点があります。

それは、銀行借入で会社を大きくしようとしたことです。

銀行借入に頼って商売をしている内は、常識的な考え方に徹することが必要です。つまり、商売の原型が確立できるまで勝負しない。孫子の言葉を借りれば「敵を知り己を知れば百戦危うからず」の状態になるまで我慢するのです。

その手順ですが

1.まずは資金繰りを慎重にやりながら利益率の高いビジネスモデルの完成を目指す。利益は最低でも経常利益率10%でしょう。

2.続いて、1店舗で1億稼げる店(事業)を2店舗にすると2億稼げる状態を作る。(ここの見極めが非常に重要です)

3.既存部門の利益で運転資金を銀行に返済する。

4.本格的な拡大に踏み切る。

スピード経営というのは、こうして市場に打って出た後の話だと私は考えます。

どうしても早く会社を大きくしたい社長は最初から出資を募る方向で動くべきでしょう。
posted by yasuda at 14:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 財務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする